シンガポール
シンガポールへの輸出決定!
シンガポール輸出、当初の予定は1回限りのテストマーケティング事業でした。日本国内で現地のモニタリング調査の結果を知ることが出来る、即ち自分がシンガポールに行く必要は無いのが本来…が、それは嫌だった。これを機に、必ずシンガポールで継続的に販売させて頂きたい。そう思い、国内外の関係者の方々に連絡を取り、現地に行くと言って聞かない自分の頼みを渋々引き受けてシンガポールに連絡を取って下さった方や、アポイントを承諾してお忙しい中で時間を割いて下さった方がいます。顔を合わせて数時間話をし、意見を交わし合い、テストマーケティングで終わりではない、今後継続的な取引をお約束することが出来ました。
先ずは、今回関わって頂いた皆様に心より感謝申し上げます。
出来る限りの資料作って、寝ずに言うべきことを考えて、自費出して飛行機乗って、夜到着して即効マーケットの棚や状況見て歩き回って(革靴の底抜けた笑)、屋台でローカルフード食べて現地の食生活感じてみて。それで漸く自分がこの国でやりたいことが分かる。提案出来るし、意見も頂ける。国内の事務所に座ってモニタリング結果受け取って、「なるほど」なんて涼しい顔して言いたくはない。行動あるのみ。頑張ってますアピールじゃなくて、やれば出来るってことを言いたい。「リスクは?」「自分のは売れるのか?」なんて若僧に聞いてくる方々に。それは言い訳でしかなくて、やらないとリスクも、売れるのかも分からない。別に死ぬ訳じゃないし。
さて、今回棚に並ぶ日本米を見たり、様々な話をお聞きする中で、シンガポールで自分が目指す方向性が決まりました。「日本産だから売れる」とか「日本で売れないものは外に出そう」とか、人をバカにしている。覆していきます。一番のシェアを狙います。長い時間掛けてもこれを具現化する為、帰国後は各方面に様々な相談をさせて頂きます。
次は来年の1月、再び戻ってきます。それまで入念に準備します。
シンガポールの皆様、今後とも宜しくお願い致します!
Alex
近況報告!香港に於いて輸出がスタートします。現在も各国各企業と電話やMailで交渉中。台湾に於いては秋のリピートオーダーも頂き、今後更に展開させて頂く為に台湾のお客様に知って頂く為に、PR活動に尽力して参ります。请多多指教。シンガポールでのTest Marketingも決定。そして、USA。年末に向けてLAでのTest Marketing、来年1月にはSan FranciscoのFood Showへ。現在、USAで如何に展開していくかの市場調査、欧米のお客様に如何に手にとって頂くか=米国向けパッケージデザインを作成する為に、夜な夜な資料を掻き集めて目を通しています。(Oregonの留学生もThanks.ヨロシク!)
さてさて。30ヶ国以上から1000近くの企業が出展し、数十万人の来場者があるFOODEXPO Hong Kongに向けて、初の海外展示会だったもので四六時中本気で吐きそうになりながら準備した数ヶ月があり、香港で結果が出つつあり、少しホッとした気持ちになるかなーと思いきや、やはり次に向けて走ってしまう性分です。農業していても、結局自分は狩猟民族type笑
蜘蛛の糸を手繰り寄せる様な、誰からも無視されて笑われた日々を超えて、今、海外展開に驀進出来ております。まー笑われていたのも当然、思い返せばベトナムで初めてJETROの存在も知ったので。。。(MaiさんXin cam on.早くハノイに行きます。)改めて、気持ちだけで突っ走った若造にご協力頂いた国内外の皆様には感謝しかない。誰かが自分のことを「どんな激流であろうが飛び込んで、溺れ掛けながらでも対岸に辿り着く様な奴」と、割とカッコよく(?)表現してくれていますが、激流の中には大きな岩になって激流を和らげてくれる存在や、対岸で浮き輪投げて腕伸ばして岸に引っ張り上げてくれる存在がいます。Thanks for your kindness.
Nohjuを世界中が知るブランドにしたい。毎度毎度五月蝿く言いますが、その為に突っ走り続けます。例えばスラムで出会ったストリートチルドレンや、泣きながら「食べるものをくれ」と足を掴んできた人々との出会い、今でも思い返す度に飢えの無い世界を創造したいという志を一層駆り立てます。ブランド展開と飢えの無い世界、相反する様で繋がっています。
Alexと名乗る様になったのは、Kazukiより発音しやすい英語名が世界でビジネスする為に役立つと考えて。(誰やねんと思った方々、失礼しました!)Alex、香港で出会った最高のカウンターパートが名付けてくれました。多謝。Alex=Alexander=人類の擁護者。一樹にも通ずる、本当に光栄な名前。Alexという名前に恥じない人間にならねば。
総括している場合じゃない。まだまだ進みます。ただ、いつも傍で支えて共に喜んでくれる存在や出会った方々への感謝を忘れずに。今は最高の報告をして、喜んでくれる顔が見られるのが本当に嬉しい。数年振りにお会いした恩師が、「足元を見ろ、近くを大切にしろ」と仰って下さったこともナイスタイミング。手の届く半径も大切に出来ない奴が世界を良くするなんて無理だ。
備忘録的に書き留めます。来年の今頃は更に大きく発展し、自分のタイムライン眺めて、危ねー天狗になるトコだったなんて思える様に。
Alex
NOHJU
さて、最近の海外展開について長々と!
昨年末に動き始めて、今年2月に台湾へ輸出をスタートし、4月に台北出張、5月にリピートオーダーも頂き、まずは第一歩を踏み出すことが出来ました。現在は、来る8月のFOODEXPO香港への出展とイオン香港コーンヒル店での販売に向け、準備を進める日々です。FOODEXPO香港とは、数万人来場規模の大商談会。新たな挑戦です。香港、マカオへの輸出を決めて帰国したいと思います。9月にはロシア/ウラジオストクで行われる食品展示会への出品も決定。更に水面下で動いている計画として、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナムへの輸出を目指しています。(←決定してから発表もカッコいいけど、先に言うことで自分にプレッシャー掛けるのが最近のスタイル!)
子供の頃の夢はメジャーリーガーで、今は「農樹を世界中が知るブランドに」と、まあ相変わらずの性分でして。考えるより先に身体が動いてしまうのも相変わらずで。数年前には、茶髪にジーンズでバックパック背負って海外の企業や人々を訪問する無謀な旅へ。その時は自分の力不足や勉強不足に苛立ちながらの帰国で…したが、その時に出会った方々や経験が、今このタイミングで色々と繋がっているのも事実。無駄なことは無い。その後も国内外でチャンスを探しては、電話して切られて、訪問してつまみ出されて、夢を語れば鼻で笑われる毎日で…コイツら見返してやろうと意地でも諦めたく無くなるのが自分です笑
何も結果が出ずに歯軋りしていた頃に、若造の突然の電話に丁寧に応対して下さり、輸出への第一歩にご尽力頂いた方がいます。台湾では、心から尊敬する素晴らしい方々と出会い、仕事させて頂いています。今は自分の夢を実現することもそうですが、そうした方々に恩返しする為にも、応援してくださる国内外の皆様に最高の報告をする為にも、次の2歩目、3歩目、着実に踏みしめていきたいと思っています。
もう自分一人だけの夢じゃないので。
膨大な書類作成や外国語でのメールや何やら、やれば出来る。今の時代、分からないことはすぐに調べることが出来る。リスクなんて日本国内にもゴロゴロ転がっている。力を貸して下さる方もいる。言い訳も躊躇も諦めもせず、行動し続けてきたからこそ今がある。自分の座右の銘は挫折禁止です。憧れの方の言葉を拝借。でも本当にそう。挫折するか、しないか。これからも挫折禁止で進みます!
そうそう、因みに。5年前にこの世界に飛び込んで、夢を語って、昨年法人化して社長になって、海外展開…周囲には「世代交代して若い奴が新しいことに挑戦している」なんて思われていますが、少し違って。農樹はアルファベットで「Nohju」と表記します。これは20年前に両親が「いつか海外に打って出た時、カッコいい表記を」と考えて決めたものです。「ノウジュ」という音もそう。
自分の夢は、海外経験豊富にも程がある両親の影響でもあります。そして海外展開は、京都に来て事業立ち上げて借金して夜逃げ覚悟で苦労の連続だった頃に、両親が見ていた夢でもあります。そういう意味では、初めから一人だけの夢じゃなかったというのも最近思います。
さて、海外展開の先に見据えること。
海外を旅する中で、飢えに苦しむ人々、ストリートチルドレンや痩せた赤ん坊と出会い、何も出来ずに追い払って逃げた自分に苛立った。それも今の自分を象る要素で、「飢えのない世界を目指す」という志を掲げています。
将来、国内外で農業経営体の育成を図る。生産技術教育に始まり、経営開始及び開始後のフォロー、販路コーディネートまでを行い、その地の文化と食糧生産の行為がサイクルし、成長と潤いのあるコミュニティを各地に作るというものです。Sustainableであるべきに、ビジネスとして。そして、農樹が次世代の憧れとなる農業経営体のモデルケースであり続けること。その為にも、Nohjuを誰もが知るブランドにしなくてはならない。
そうして、その輪を世界へ未来へと繋げていく。その先に、飢えのない世界があると信じています。
まだまだ進みます。挫折禁止で。
今後ともNohju Co.,Ltd.を宜しくお願い致します!
ではでは。