NHKの「ドラマスペシャル・白洲次郎」。2009年に放送されたこのドラマで、伊勢谷友介演じる白洲次郎のケンブリッジ留学来の親友が彼に語った台詞に痺れたあの頃。そういう男になろうとしていたはずだったと思ったことを思い出し、もう一度あの一言一句を確かめたくなりDVDを買って観て、またまた痺れる。
感情を表に出すのはジェントルマンにふさわしくない。
狂熱と喧騒がすべてを奪い、本質を見失わせる。
喧騒から遠く離れて心は開いたまま、
未来へ思いを巡らせる。
誰かが戯言を言えば勇気をもって指摘する。
それがカントリージェントルマンの役割だ。
カントリージェントルマンへの道は、農樹の道。平素はつつましく穏やかに暮らすけれども、事においては烈火の如く駆けて行きそれを成し遂げる。ぶれること無い信条を持った毎日を送って、その時の力を培う。我が社の社是にしようか?
ここぞという時のために重ねて行く一日、一年は幸せだ。農樹の志、実現に向けて壁を、そして天井を突破して行こうじゃないか。(株)農樹設立1周年を迎えた今、思う。