6月21日 建前

テーマ:農民/くま語録

昨日は大安吉日。

「21日に来ます(建前します)。」
と、先日部材を搬入しに来てくれた芦田兄弟から聞かされていたものの、果たして台風が接近するかもしれない昨日、この雨の中やるのだろうか?と、彼らの身を心配していたら何のことはない、すっと現れ淡々と部材を組み上げる。

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そう、6月21日は大安吉日。農樹ライスセンター増築・第一期工事の建前なのだ!

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第一期工事は、ライスセンター本体から南側へ間口5メートル、奥行き10メートル、高さ8メートルを増築。増築部分は2階構造にて、1階部分はライスセン ターからの排塵を受ける部屋、2階部分は籾摺り(籾を玄米にする作業)作業中に噴出す籾殻を一時貯留するためのもの。周辺環境への配慮と、秋作業の効率 化、自身の健康配慮につながるんだなあ、これが。
第二期工事は、現状のライスセンター前の空き地半分にズドーンと米倉庫を建て増しする。

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施工業者は、お隣の福知山市の芦田機工さん。10数年来のお付き合いで現ライスセンターと精米所を建てていただいた。我が家同様、父と子で経営。お互いにガッツで行こうぜ!

恵みの雨

テーマ:農民/くま語録

ここのところ約ひと月、眠れない夜が続いた。
農業を始めて19年目の春、これほど雨が降らない春は初めてで、おまけに高温続きときてはたまらない。ため池はみるみる水位を下げていき、底溜りになってしまった池さえでるあり様だった。
「このまま夏にはなるまい。」
と萎びかける心に言い聞かせ、稲に大事な初期成育に必要な水を足すことひと月。
あー、ようやくの雨。昨夜は、京都から帰った息子と盃かわしたら、雨音聞きながらひと月ぶりに熟睡、朝まで目が覚めずに寝ることができたぜ。
あー、今日も雨、もっと降ってくれたらいいぞ。先ほど、ため池に水が流入していることを確認。今日はこれから息子とともに京都へ向かい、ライスセンター拡張工事の融資本契約。その後はのんびり映画でも観て帰ろう。
今日からはよく眠れそうだ。

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プロフィール

くま語録

くま

京都北部・綾部市物部地区で米を育てつつ、「農樹」を育てる農民。通称:くま
中津隈俊久(なかつくま としひさ)
’64年生、福岡県北九州市出身。
自作自演プロジェクト「農民パラダイス計画」のリーダー。

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