ホームページ開設

テーマ:農民/くま語録

ホームページ製作にとりかかって一年以上、やぁれやれ、随分な時間を費やしてしまった。
それもそのはず…。当初、製作にかかわってくれていた近所の友人と、打ち合わせと称して、我が事務所で出会えば、ついつい酒盛りに移行するのが常となり、一向に進展しなかった、というのが本当のところ。
その辺りの事情知りたる、OA機器の面でお世話になっていた㈲コークスさんから、「そろそろ、うちで作りましょうか?」と、声かけされたおかげで、完成に漕ぎ着けたものの、あのままでいたなら、開設はいつのことになっただろうか。
そもそも、私はウェブだ、ブログだという柄ではない。さらにまた、その体裁だ、デザイン、構築どうのこうのと、いじるセンスも無ければ、勉強する気も、全 然無い。そこいらは、人任せにしておいて、せっせと野良仕事。せめてパソコン嫌いな人間が、仕方なくディスプレイに向かう僅かな時間や、持てる少ない能力 は、世間に語りかける言葉を捜したり、それを作るために使いたい。
そんな私が、ホームページを開設しようと思い立ったのは、よそからここへやって来て15年、農業始めて15年、馬鹿と言われて15年…、
「歩んだ記録をまとめておけば、確固たるものでは無くても、農業や農村を考えてみようとする人への道標になれるはず。そして、ささやかながら、それを運営 していくうえで、語り合いが生まれて往けば、廃れて行く農業や農村に、善い意味合いでの、バタフライ効果をもたらすこと…、だって、あるかもしれない。」
と、いうのがその理由。
さて、ここに掲げる「農業梁山泊」は、過の友人と二人、いつも盃片手に語り合ううち、彼が私の気持ちを汲み取って、生んでくれた言葉だ。快心のこの響き は、アウトローの集まるところの、梁山泊でもなく、賢人の集まるところの、梁山泊でもなく、集い語らうことで生まれるエネルギーが、充満しているように思 え、彼へ拍手喝采、伊達に飲んだくれ、無駄に時間を費やしているわけでは無いことの証明だ。
その「農業梁山泊」…、この先、何者達の巣窟となって行くのか?飲兵衛が集まる口実にばかり、この言葉を使うのは避けたいな。

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プロフィール

くま語録

くま

京都北部・綾部市物部地区で米を育てつつ、「農樹」を育てる農民。通称:くま
中津隈俊久(なかつくま としひさ)
’64年生、福岡県北九州市出身。
自作自演プロジェクト「農民パラダイス計画」のリーダー。

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