ブログをさぼっていたからとはいえ、冬眠していたわけじゃない。
忙しくも楽しかったこの冬も終わり春到来、今日は親子睦まじくじゃれあいながら、本年仕込む種籾の最初の消毒、稲作事始めをしていると、
「酒ができたぞ。」
と、蔵元から一報が入った。
その酒の名は『君ヲ祝フ』。2012年立案、昨年から企画・実行、今年仕上がったこの酒は、農樹が育てた酒米・祝(いわい)を全量使用して、ここ綾部に唯一残る蔵元、若宮酒造が造る渾身の純米大吟醸酒なのだ。
驚くなかれ、『君ヲ祝フ』は日本橋・三越本店と伊勢丹・立川店での限定販売商品。だからこそ、事前に騒がず今日までおとなしくしていたこの俺、春到来とともに騒がせてもらいましょう。じゃーん!
若宮酒造の木内さん、四方さん、丸山さんとは、日頃飲んだら千鳥足、すってんころりの間柄。
デザインは、農樹がカスみたいな時から暖かくも変わらず今もサポートを続けてくださる地元IT企業・(有)コークスさん。この文字、コークス・水野将朗氏の直筆なり。同じく西川奈緒子さんのデザイン輝き、塩見悟さんのコーディネイト、さんきゅうべりまっち。
耕して、蒔いて、育てて、咲くと嬉や。
明日はこの酒手にしてラッパ飲み、『俺ヲ祝フ』。