カエルの鳴き声が響き渡る夜。これを子守唄代わりに寝るとしようか。
今日は、今季最後になる苗箱1,000枚を苗床に並べる日。いつもなら500枚のところ、この陽気なので二日に分けてと、いうわけにはいかない。待ったなしに、いつもの倍の量を済まさなければ…。
しかし、ここへ隣組のお葬式が重なる。
急遽、近所の同い年に助っ人の要請。彼と、息子、そして常時働いてもらっている御仁の3人に任せて、私はお葬式へ。
お葬式が終わって、現地に駆けつけると、汗まみれの3人が、概ね5割の仕事を済ませていてくれた。
ありがとう。
こんな日は欲張らずに、ねぎらいの一献。早めに引き上げて、流し込むビールのうまいこと。
「北の便り」のアイヌネギもふるまいながら、みんな、ありがと、ご苦労さん。今日は、ゆっくり休んでおくれ。
俺も、はよ、寝よう。明日が、また、ある。
カエルたちも、はよ、寝ろ、よ。