のんびりいこう

テーマ:農民/くま語録

昨日、種まきを開始。1回目なので少量にとどめ、今日はその発芽を待つ。来週2回目の種まきをするための種は、水槽の中で催芽中。この先、1,000枚単 位で種をまき、合計4,000枚の苗を作っていく。使用する土や種籾をひとところに集めてみると、大したボリュームだ。近頃、それを前にしても平気で居ら れるようになったが、数年前までは、この時期、浮き足立っていた自分がいた。
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ずらりと並んだ土

4年前の4月1日。作業場の屋根裏へ、資材の確認をするために梯子をかけて上ったところ、上りきったあたりで梯子がするする滑り出し、そのまま転落。右足のくるぶしを骨折した。ほんの一瞬、気がすっ飛んでいたのだろう。
すぐに手術を受けるには段取りがつかず、その2週間後、手術を受けて翌日退院の強行日程で帰ると、休まず作業。装具を右足にまといながら、その春を乗り切った。
あの大ピンチを乗り越えたから、今があるのだとも思いたい。ゆったり構えて、淡々と仕事をこなす。雨続きで、田んぼには出て行けない。晴れ間がやって来るのを待つのも仕事のうちさ、とね。

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相棒たちも待機中。

プロフィール

くま語録

くま

京都北部・綾部市物部地区で米を育てつつ、「農樹」を育てる農民。通称:くま
中津隈俊久(なかつくま としひさ)
’64年生、福岡県北九州市出身。
自作自演プロジェクト「農民パラダイス計画」のリーダー。

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