クマ復帰

テーマ:農民/くま語録

今日は久々、クマさんこと、なかつくまとしひさが登壇させていただきます。
斯様に書き出さなくてはならないほどご無沙汰しまして、どーもすいません。
「俺はね、いつも強がってばかりいるけれどね、実はね…、小心者なんよ。」
白状します。

私のことを大胆かつ繊細などと褒めてくれる人もいたりするわけだけど、自分のことは結構良くわかっているつもり。明らかに弱い人間の部類に属している。こ れ本当。妻がはっ、はっ、けつびょう…、ですと、シューン。俺のおっかさんも今から32年前、はっ、けつびょうでございましたが、神様、何でまた俺の一番 身近な女(ひと)が、はっ、けつびょうになってしまうのかねぇ…と、ついつい悔やみ節が頭を過ぎる日々。
商売繁盛、忙しくしているからバタついている間は良いものの、さてブログを書こうとパソコンの前に座れば、ぱたっと筆が止まってしまう。そんな日が続くな か、息子が機関銃の如く投稿していたのは明らかに母へ届けとばかりに綴ったメッセージ。大した男だ、と私は思う。32年前の俺は毎晩布団かぶって泣いてた ものさ。
そして、妻がブログに登壇し始めた。ルーター機能付きのスマホとノートパソコンがあれば、個室でインターネット、DVD鑑賞、TVと楽しめると思って持っていったら、闘病記を書く…、と言い始めた。
「大したやっちゃ!こいつらに支えられて農樹がここまでたどり着いたのだ。」
と思えば、ぐずぐずするのはもうやめた。病状のこと等あれこれは妻からの投稿に委ねよう。
‘私も’「くま語録」活動を再開しよう。
「クマ」、「クマちゃん」と呼ばれ続け、妻子からも「クマさん」と呼ばれる私のブログが「くま語録」。しかしながら、今や妻と息子、私の三つ巴のブログになってしまったこと、これまた良しじゃろ。妻だって息子だって本来「クマ」じゃん、いいーじゃん。

これまで当たり前にそばにいてくれた妻の入院から70日目の今日はクリスマス・イブ。明日は、妻の個室でケーキを、と。

昨日は、順一さーん、電話ありがとう。
近所に日本酒の取り揃え充実した酒屋できたって?行かせて下さーい。貴方とへべれけれになりたいなー。
昨日は、栄美さーん、電話ありがとう。
「クマさん、あんた大抵やんちゃしてきたんだから、奥さん大事にするんだよって…。」わかってるって、大事にしてるって、さー。
今日は、ブログのコメント、『おーば』さんありがとう。
あー、とーちく!スコン、と吹っ切れたバイ。

「神様は、試練を乗り越えられる人間にこそ与えるのだよ。」
と、妻は昔も今も私に言いますが、
「勝手なこと言いやがって。」
と反発するより、こうなりゃ、盛りだくさんな人生でありがとさーんって、叫んでやろう。
誰が俺の真似をできようか。俺の真似を誰ができる?ってね。弱くても強くなれるのは皆のおかげで、貴方のおかげ。

久方の、クマでした。うりゃー!

プロフィール

くま語録

くま

京都北部・綾部市物部地区で米を育てつつ、「農樹」を育てる農民。通称:くま
中津隈俊久(なかつくま としひさ)
’64年生、福岡県北九州市出身。
自作自演プロジェクト「農民パラダイス計画」のリーダー。

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