田植え開始

テーマ:農民/くま語録

準備万端、作業は全て前倒し、苗の出来栄え抜群、何ひとつ落ち度無く進行するこの春。
3日から田植えを始めた。俺が田植え機に乗っかって、息子は(一樹)は川を挟んだ向こう側で代掻きをやっている。まことに画になる光景じゃないか、とご満悦。
いいぞ、なかつくま。

今日4日、北海道からアイヌネギが届く。3月からこの方神経を張りつめ疲労がそろそろピークになったこの時期にいただく友情の精力剤がこの「アイヌネ ギ」。これを獲りに行くには命がけなのだそうだ。残雪残る斜面を滑り落ちる心配と、ヒグマに襲われる心配があるよう。私は、ただただ「ありがとう」とだけ 言い、もう一月を乗り切ろうとするばかり…。夏には行きまっせ、「ライジング・サン」、待っててね。

今日はとても寒い田植えだった。合羽を着て冷たい雨と風のなかもうやめてしまえと思ったが、なにくそ根性振り絞ってやっちまった。凍え風邪をひきそうな気 配を感じたので、思わずアイヌネギを生かじりしたらどうよ、ぐーんと元気が漲り始めるじゃないか。俺の体は単純明快、すぐに効き目が現れる。

おっシャー、今から洗濯だーい。

栄美さん、ありがとね。きっとこの春もこれで大丈夫。2.4ヘクタール田植え終了、残すは14.6ヘクタール。へっ、知れたもんだぜい!

プロフィール

くま語録

くま

京都北部・綾部市物部地区で米を育てつつ、「農樹」を育てる農民。通称:くま
中津隈俊久(なかつくま としひさ)
’64年生、福岡県北九州市出身。
自作自演プロジェクト「農民パラダイス計画」のリーダー。

ホームページ