雨降りの良し悪し

テーマ:農民/くま語録

昨日、雨。今日も雨。
昨日は雨の中、合羽を着て、ある水利組合の水路掃除に出役。掃除というと、言葉の響きは優しいけれども、「労役に処す」と、申し渡されたかのような作業が 待っている。そこは毎年、山裾に這う水路の際で、冬中、イノシシ君勝手気ままにかっ歩するおかげで、水路が土で埋まっている。今年も予想通り、赤土で満タ ンこだい。
水路にカチカチにつまったこの土を、「えいこらせー、くそーっ」と、スコップで、『掘り出す』のは、私の役目。なんてったって、その現場の最重労働は最若手が買って出なければ…、ねぇ。
メンバー中、45歳の私に一番近い歳の人が、ろくじゅう?しち?はち?
「ええくそっ、このやろっ。」雨と泥と、合羽の中の汗とで、ぐちゃ泥ぴっちゃん、さ。

されども、今日も雨、降りしきる雨。
改修工事が遅れたため池に、果たして水が溜まってくれるのか?の、私の心配を払拭するかのように、ほぼ満タンこ。
満タンこになっちゃった。天が味方の、この良き仕事に大満足。

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プロフィール

くま語録

くま

京都北部・綾部市物部地区で米を育てつつ、「農樹」を育てる農民。通称:くま
中津隈俊久(なかつくま としひさ)
’64年生、福岡県北九州市出身。
自作自演プロジェクト「農民パラダイス計画」のリーダー。

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