情けは人のためならず

テーマ:農民/くま語録

京都伊勢丹の地下駐車場から出ようとエンジンをかけたところで、
「歩ききったぜ!」
とオーストラリアの息子からLINEが入る。

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よいしょ、

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よいしょ、

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よいしょー。

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親友が綴る東北猶興(ゆうこう)支援の旅の一部分とはいえ、参画した350kmを歩ききった今、気分良かろう。しこたまビールを飲めばいい。理屈は要らない、そうしようと湧き立つ心があったから行動にでる、それが尊いこと。

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思えば東北の震災直後、京都伊勢丹にお米の引きあい殺到し棚から米が消える中、我が家・農樹は全力で対応した。伊勢丹まで車にお米を満載して一日に二度、そして三度と往復すること約10日。朝から晩まで俺が精米し、朝から晩までお前がピストン輸送した。

その後、まもなく『農樹』が関東の伊勢丹へ出て行くようになった時だったな、
「情けは人のためならずって、ほんとに良く言ったものですね。」
と伊勢丹のKさんの言葉、微笑みながら、涙ぐみながらの言葉を覚えているかい?

善行は必ず自分に返ってくると思って善人を装うアンポンチン、情けや善、損や得、詳しくはかって評価を得たりと踏み出すアンポンチン。分からん小便たれをよそに、この先も変わらずお前たちとガチンコ生きて行きたいね、俺は。

純で行こうぜ愛で行こうぜ、生きてる限りは青春だ!

プロフィール

くま語録

くま

京都北部・綾部市物部地区で米を育てつつ、「農樹」を育てる農民。通称:くま
中津隈俊久(なかつくま としひさ)
’64年生、福岡県北九州市出身。
自作自演プロジェクト「農民パラダイス計画」のリーダー。

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