土造りから稲づくりまで、丹波のお米なら農樹

農業生産法人 株式会社 農樹

  • ホーム
  • 農樹とは
  • 農樹の歩み
  • 農樹通信
  • 会社案内
  • 通信販売
  • カゴを見る
  • 取扱店舗情報
  • リンク集
  • お問い合わせ

農樹通信

2010年 秋

稲刈り突入

よーい、どん!

おりゃぁ…。ゴーーー…。

暑い!

ほこり立つ稲刈り。

「きゅうーすい!」塩をなめなめ、「きゅうーすい!」

ついさっきの冷水が、今はお湯…。
湯でも何でも、どうでも良いから、「きゅうーすい!」
秋風よ、ああ秋風よ、君恋しや、今何処…。
突入してしまった、平成22年の稲刈り。

わかんない

4条刈りコンバインを操作中、振り向けば、すっかり男の顔をした我が子がいる。今や、3条刈りのコンバインを我が手足の如く操りながら、俺を追いかけてくる「男」となった君は今何を考えているのだろう。

気がつけば、『わかんない』(作詞・作曲井上陽水)を口ずさんでいる。

雨にも風にも負けないでね
暑さや寒さに勝ちつづけて
一日、すこしのパンとミルクだけで
カヤブキ屋根まで届く
電波を受けながら暮らせるかい?

南に貧しい子供が居る
東の病気の大人が泣く
今すぐそこまで行って夢を与え
未来の事ならなにも
心配するなと言えそうかい?

君の言葉は誰にもワカンナイ
君の静かな願いもワカンナイ
望むかたちが決まればつまんない
君の時代が今ではワカンナイ

この曲を知ったのは、沢木耕太郎著「バーボンストリート」。俺が二十歳になった頃だったろうか?

明日もやろかい。4+3の7条刈り。