土造りから稲づくりまで、丹波のお米なら農樹

農業生産法人 株式会社 農樹

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Rise

すっっっっっげーーーーー久々の更新。

一樹っす!

今年の元旦に初日の出に向かって、「今年は毎日ブログを書きます!」と誓ったけど、前回の更新より半年経過(いや半年以上)。前回の更新が中国→ベトナム →インドネシアへの旅の前だったし、一部では「一樹は何処かの国で行方不明になった」って噂もあったり。中国雑技団に入ったとか、ベトナムでバイクに撥ね られたとか、インドネシアで猫に財布ひったくられて帰れなくなったとか。あらぬ噂ばっかですが(猫の話は未遂だけどマジ)、無事に帰国しております。元 気っす!

旅はまた後日、取り溜めた写真と一緒に紹介するとして…
まずは近況報告を。

秋、収穫シーズン真っ只中!

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圃場18haへコンバインで突っ込み「暑い」と騒ぎつつ収穫、収穫後の水分を持つ籾を乾燥(注:一晩中機械稼働)、籾摺(籾殻を剥いで玄米にする作業)後 の玄米を袋に詰めて、30kgの米袋を「重い」と騒ぎつつ何千と積み上げ、日々の業務である受注、精米、発送作業は勿論こなしつつ、新米に向けて袋やパン フなど資材を準備、打合せ、出荷、24時間神経を研ぎ澄まし、怒涛の日々を過ごしてます!
この心地よくはないレベルでの疲労感や、ぎゃーぎゃー騒ぎつつ仲間と力合わせて働く感じ、ゴールに向かう一つ一つの達成感は好きですね。

で!新米、美味かったです!
胸張って誇りと自信持って、「美味い」って言えます!

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年に一度だけの稲作、二度と同じ米を育てることは出来ない。俺が仮に80歳まで現役バリバリで仕事したとして、あと57回しか米作れないんですよね。だか らこそ一瞬一瞬が真剣勝負。で、多分死ぬまで百点満点の完璧な米は作れないと思う。でも、それがクリエイターとして面白く感じる部分だし、常に上目指して 「もっとやれたはず」って”後悔して”死にたいって思う。

そして来月以降は東京や浦和、新潟、名古屋、神奈川、関西は大阪などプロモーション日程も続々決定。日本一=世界一目指して勝負の年。
農樹の枝葉拡げる為に旅へ出ます!

日本一とか世界一とか言うと顔をしかめるのがこの国で、よく「日本一の定義は?」って聞かれることもあるけど、俺はいつも「分からん」って答えます。何 じゃそりゃ(笑)いや、何が日本一なのかって分からんでしょ。そりゃ。ただまー説明するならば俺にとっての「日本一」は、一人でも多くの人に届けたいって ことの延長線ですね。誰もが「美味い」って言う様な米育てたいし、誰もが知ってる様な存在になりたいし、「今の時代に農業でここまで凄い奴がいるんだ」っ てなりたいし。
それに大体「いや別に俺日本一とか大丈夫っす、いいっす、はい」とか言ってる奴よりも、「日本一」とか「世界一」とか言ってる方がカッコいいっしょ(笑)
そうやって背伸びして努力して、背伸びが本当の姿になれば!

この数カ月、或いは1年程かな?自分を信じられず気持ちの中にブレがあった様な、目の前に霧が掛かってた様な、狭い世界や価値観の中でちっせー奴になってた様な、そんな日々だった気がします。これはマジで。
で、そっからやっと這い出ることが出来た。最近。
俺の為に誰も言いたくない様なこと言ってくれた人、応援して背中押してくれた人、叱ってくれた人、認めてくれた人、様々な人の顔が思い浮かぶ。足掻く俺を見守ってくれてた様な気がします。感謝。
「ダークナイトライジング」って映画で、主人公が地下の牢獄(?)から地上に向かって壁を登るシーンで、その時他の囚人達が、「起き上がれ」か「登れ」か主人公に向かって言うんだけど、そんなイメージ。…どんなイメージやねん(笑)いや、映画観れば分かる!(はず!)

I’m gonna walk.This is my road.
Forget yesterday.Now is everything.

「人生で起こること全てに意味がある」
母親が生前よく言ってたんですけどね。
沈んでた時期も全く無駄じゃ無かった。
足掻いてる内に大切な仲間に出会えたし、
掴んだ藁は今に繋がってる。

夜が明けて日が昇る。
「こっからが勝負だ」って思ってます!

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さて、まだまだシーズンは続きます!
夢に、見たい景色に向かって突っ走っていくぜー!

こまめにブログ書きます。うむ。
ではでは。

一樹

一期工事終了

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第一期工事が終わった。

 

そして第二期工事が始まった。布基礎部分の床掘と、そこに砕石敷き詰め、転圧が終わったのでこれから型枠工事だろう。猛暑の中汗だくになりながら仕事を進めてくれてるので心苦しいけど、
「どうかお願い!9月に間に合わせてちょうだい!」

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6月21日 建前

昨日は大安吉日。

「21日に来ます(建前します)。」
と、先日部材を搬入しに来てくれた芦田兄弟から聞かされていたものの、果たして台風が接近するかもしれない昨日、この雨の中やるのだろうか?と、彼らの身を心配していたら何のことはない、すっと現れ淡々と部材を組み上げる。

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そう、6月21日は大安吉日。農樹ライスセンター増築・第一期工事の建前なのだ!

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第一期工事は、ライスセンター本体から南側へ間口5メートル、奥行き10メートル、高さ8メートルを増築。増築部分は2階構造にて、1階部分はライスセン ターからの排塵を受ける部屋、2階部分は籾摺り(籾を玄米にする作業)作業中に噴出す籾殻を一時貯留するためのもの。周辺環境への配慮と、秋作業の効率 化、自身の健康配慮につながるんだなあ、これが。
第二期工事は、現状のライスセンター前の空き地半分にズドーンと米倉庫を建て増しする。

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施工業者は、お隣の福知山市の芦田機工さん。10数年来のお付き合いで現ライスセンターと精米所を建てていただいた。我が家同様、父と子で経営。お互いにガッツで行こうぜ!

恵みの雨

ここのところ約ひと月、眠れない夜が続いた。
農業を始めて19年目の春、これほど雨が降らない春は初めてで、おまけに高温続きときてはたまらない。ため池はみるみる水位を下げていき、底溜りになってしまった池さえでるあり様だった。
「このまま夏にはなるまい。」
と萎びかける心に言い聞かせ、稲に大事な初期成育に必要な水を足すことひと月。
あー、ようやくの雨。昨夜は、京都から帰った息子と盃かわしたら、雨音聞きながらひと月ぶりに熟睡、朝まで目が覚めずに寝ることができたぜ。
あー、今日も雨、もっと降ってくれたらいいぞ。先ほど、ため池に水が流入していることを確認。今日はこれから息子とともに京都へ向かい、ライスセンター拡張工事の融資本契約。その後はのんびり映画でも観て帰ろう。
今日からはよく眠れそうだ。

京都伊勢丹プロモーション

田植えの早期終了に邁進しすぎて、ブログ更新がおろそかになってしまいました。
しかし、田植えは田んぼが増えてるにもかかわらず、終了最速記録、なんと5月14日。
農樹恐るべし。

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6月になれば草刈りや肥料撒布の作業が待ち受けてるけれど、その合間をぬって、

6月12日(水)~18日(火)
京都伊勢丹で農樹米プロモーションです。立ち寄ってください、日焼けした親子が微笑みます。